継続と環境

2024年9月18日

札幌パーソナルジムB Conditioning(ビーコンディショニング)の谷口です。
パーソナルトレーナーをしたり、パーソナルジムを経営したり、ビーコンオンラインサロンの運営をしております。
今回は、最近開業した知り合い？後輩との会話で感じた「多分、努力だと思っていない」というテーマでお伝えしたいと思います。

ここ最近、ちょこちょことトレーナー界隈の後輩と「最近どう」と立ち話をしたり、開業の挨拶に行ったりしている谷口です。

先日、治療・美容・コンディショニングをサポートしているカラダのトータルスポット「Be Ready sapporo」にお邪魔してきました。
店舗の準備はやっぱり大変ってこと、人を教育するって大変だよねってこと、トレーナーの未来の事などなど雑談しておりました。
その中で一つの話題として「仕事・インプットの継続ってどうしてます？」→結局のところ「やるしかないからやってるだけだよね」という所に落ち着きました(笑)

○振り返ってみる
専門学校を卒業してからはなんじゃかんじゃあり、フリーのトレーナーとして活動することを決めました。
#今思えばなかなかな選択
フリーランスといえば聞こえはいいが、言うてしまえばアルバイトの掛け持ち・ちょっと忙しいフリータートレーナーの爆誕です。
それでも、「2,3年は修行と思って頂いた話は全て受けよう」「経験を積まないと次のステップは見えてこないだろう」「1日\5,000でも30日働けば何とか生活できるか」位の感じで動き続けていました。
運や出会いもありイトマンさん、札幌ドームのトレーニングルーム・宮スポさん（テニス）、高齢者運動教室、外部講師などなど本当に多くの経験を積ませていただきました。
3ヶ月休みなしなんてザラにありましたし、江別で仕事をして自転車で中央区に移動して帰るのは23：00で次の日も朝から仕事というようなスケ―ジュールがエンドレスに続いておりました。
もとの専門学校の同級生には毎度「今、何連勤？」といじられるのがスタンダードになっていました。
#休日？何それおいしいの？

駆け出しのこの経験があるから、休日がなくても驚く事はないし、カレンダーの関係で休みができると感動するし(笑)
てな感じで日々淡々とできているんだと思います。
#セルフブラック

生活をするため・上司からのプレッシャー・クライアントさんの問題解決などなど
仕事に向き合う理由はそれぞれあるかと思いますが、やり続けるというのは共通しているかなと思います。
正直、駆け出しのトレーナーのフィーはほぼほぼ最低賃金と同じです。移動を考えたら最低賃金を下回る事もザラにありました。そりゃそうですよね。自分で集客することはほとんどできないですし、経験はほとんどないですし....
とりあえず、動くしか選択肢がなかったんだと思います。
1日の積み重ねが経験と自信になり力になるとも思っています。
生活がかかっているから仕事をできるだけ埋めるし、クライアントさんがイメージのように改善しないから調べるし、期日があるから資料を仕上げるし、といった具合に「やらねばならない事があるから続けているだけ」が個人的な答えかなと思い返しました。
これがよく言われる、まず始めは「量をこなせ」という例なのかなと改めて感じました。

セルフブラックを推奨しているわけではありませんが、トレーニングでもそうですが一度、自身の限界を知っておくのもいいかなと思います。私は4,5時間の睡眠が続くと風邪をひくし、胃腸炎になるし、頭がまわらないという事がわかったので睡眠時間を確保してパフォーマンスをだすという方向へシフトします。

みなさん頑張りすぎてカラダとココロを壊さない程度に頑張りましょう。

講師をしたりしてどういう見られ方をしているかはわかりませんが、駆け出しの頃はちゃんとお金に困ってそれなりに下積みを経験したと思っています。
5年J隊員として従事し、27歳から新人フリータートレーナーになって35歳でパーソナルジムを開業した谷口がお送りしました。
現場からは以上です。

この記事を書いた人パーソナルトレーナー谷口嵩幸

経歴

航空自衛隊を満期で退官。
スポーツ＆メディカル専門学校でアスレティックトレーナーの資格を取得。
パーソナルトレーナーや運動教室にて指導。
2019年5月：パーソナルジムB Conditioning設立。
スポーツ＆メディカル専門学校非常勤講師。
2023年5月：ビーコンオンラインサロン開設。

メッセージ

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