レバンガ北海道inエスコンフィールド
札幌パーソナルジムB Conditioning(ビーコンディショニング)の谷口です。
パーソナルトレーナーをしたり、パーソナルジムを経営したり、ビーコンオンラインサロンの運営をしております。
今回は、いまさら感がありますが...北海道のバスケットチームレバンガ北海道がエスコーンフィールドで試合をしたことについて考察したいと思います。
レバンガ北海道Winter Classic@エスコンフィールド
簡単に概要をご紹介します
レバンガ北海道は日本バスケットのトップリーグB1に所属する北海道のプロバスケットボールチームです。
エスコンフィールドは北海道のプロ野球チーム「日本ハムファイターズ」の本拠地の球場です。
野球場でバスケットの試合は、日本では1999年に東京ドームでNBAの試合が行われて以来25年ぶり。Bリーグでは初開催の様です。
2024年12月28(土)、29(日)
レバンガ北海道vsシーホース三河
の試合が行われました
観客動員数も
28(土)19,462名(Bリーグ観客動員数1位)
29(日)15,113名(Bリーグ観客動員数2位)
2日間合計34,575名と歴史的な2日間となりました。
ちなみにきたえーるで2024年5月4日に行われた桜井選手現役最終試合が6,116人なので桁違いの動員数ですね。
概要はこの辺でビジネス的な視点で考察したいと思います。
VIP戦略とフェス
個人的に【VIP戦略】と【フェス】が盛り込まれていると思っています。
【VIP戦略】
VIP戦略とは
キングコング西野さんがよく言われている「飛行機のファーストクラス・ビジネスクラスがあることでエコノミークラスが割安で使えている」という考え方です。

詳細はこちらの書籍に記されていますのでご興味のある方は。
で、次にレバンガ北海道のHPに掲載されていた座席とチケット料金を探してみました。

アリーナ席¥30,000~
順に¥20,000代・¥10,000代
自由席で¥2,500
というようなチケットとなっておりました。
当然、アリーナ席は選手の間近で試合の観戦でき、前列2列目?までは「ハイタッチ席」と呼ばれ試合終了後に選手がコートを1周してハイタッチのできるという特典が付いています。
そんなこんなでVIPと呼ばれる方々がいらっしゃるおかげで気軽に試合を観戦できる仕組みになっています。
スポンサーさん、VIP席の方「あざーす」です。
ここら辺の解説は西野さんのYouTubeが面白かったので添付しておきます
【フェス】
フェスティバルの略でお祭りといった意味合いです
今回はバスケットの試合だけではなく「エンターテインメント」かなと感じています。
観客の層として考えられるのが
「レバンガ北海道・シーホース三河ブースター」
※バスケットのファンをブースターと呼ぶみたいです
「ファイターズファン」
「なんか楽しそうやな」
の3種類かなと思っています。
ブースターはもちろんチームの応援とエスコンでの試合を楽しみたい
ファイターズファンは普段は野球の試合のやっているところでバスケをやっているのを見てみたい。芝生でキャッチボールもできるらしいよ
初開催なんか楽しそうだから行ってみようか
と普段はバスケットに興味がない方も「レバンガ北海道」をリーチ(伝達)できたのは大きな意味を持ったのではと思います。
ここから、「レバンガ北海道を応援しよう」「今度はきたえーるに行ってみよう」といった方がいらっしゃれば新たなブースターの発掘になりますし、逆に「今度は野球の試合を観にこよう」「エスコンフィールドのツアーに行こう」といった方もいるはずで「win-win-win」の関係になっているんじゃないかと思います。
ロックフェスでお目当て以外のバンドに心を惹かれてファンになりライブに行くやーつですね。
ロックフェスとか参戦したことありませんが(笑)
この歴史的イベント・エンターテインメントは大成功に終わったんじゃないかと思います。
一ブースターの声
ここからはそんな中でもこんな声もありまっせという話です。
去年から今年にかけて「熱狂的なレバンガブースター」の道を歩んでいる息子たち
28(土)ももれなく参戦しておりました。
※私はジムでお仕事

そんな息子たちは
「楽しかったー」
の反面
「コートの距離が遠かった」
「音楽がいつもと違って応援しにくかった」
なんて事も話していました。
バスケット観戦の特徴として
「選手との距離が近い」「会場で一体感のある応援」も醍醐味の一つだと思っています。
バッシュの音や選手がぶつかる音、話している声、声援に選手が応えてくれるファンサービスを彼らは知っているから「エスコンでの試合は楽しかったけど観戦はきたえーるがいいね」といったところに落ち着きました。
ロックフェスも楽しいけどアリーナ・zeppのライブが一体感があるよねといったところでしょうか。
ライブ行った記憶もないけど(笑)
まとめ
VIP戦略は幅広い層に機会を与える素敵なシステム
フェスは今まで関わりのない、薄い層へのリーチができる
それぞれのホームへ誘致ができたら最高
といったところでしょうか。
今回は、エスコンフィールドでレバンガ北海道の試合があったといったテーマでフェスにもいった事がない谷口が考察してみました。
現場からは以上です。
この記事を書いた人パーソナルトレーナー谷口嵩幸

経歴
- 航空自衛隊を満期で退官。
- スポーツ&メディカル専門学校でアスレティックトレーナーの資格を取得。
- パーソナルトレーナーや運動教室にて指導。
- 2019年5月:パーソナルジムB Conditioning設立。
- スポーツ&メディカル専門学校 非常勤講師。
- 2023年5月:ビーコンオンラインサロン開設。
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